鉄道ファン2026年3月号(通巻779号)
『鉄道ファン』2026年3月号
2026年1月21日発売
定価1300円(税込)

東急大井町線,戸越公園駅付近の連続立体交差事業に着手

東急電鉄 6020系(大井町線各駅停車用)

写真:東急電鉄 6020系(大井町線各駅停車用)  編集部撮影  長津田検車区にて  2025-6-20(取材協力:東急電鉄)

東京都建設局は,東急電鉄大井町線の戸越公園駅付近について,2026(令和8)年2月6日(金)付けで国土交通省から都市計画事業の認可を取得し,事業に着手すると発表した.

東急大井町線,戸越公園駅付近の連続立体交差事業に着手

▲延伸事業区間 案内図

 本事業は,品川区豊町2丁目から同区戸越6丁目に至る,延長895mの区間を対象とし,事業期間は2025(令和7)年度から2035(令和17)年度までを予定している.
 総事業費は鉄道付属街路の整備を含めて427億円を見込む.当該区間には都市計画道路(補助第29号線)を含む6ヵ所の「開かずの踏切」が存在しており,これらが交通渋滞や地域分断,踏切事故の要因となっていた.

東急大井町線,戸越公園駅付近の連続立体交差事業に着手

▲延伸事業区間 平面図

 戸越公園駅を中心とした約0.9kmの鉄道区間を高架化し,道路と鉄道を連続的に立体交差化させる.これにあわせて,鉄道高架構造物に沿って約0.3kmの側道(鉄道付属街路)を整備するほか,駅部には交通広場の新設も計画されている.

東急大井町線,戸越公園駅付近の連続立体交差事業に着手

▲延伸事業区間 標準横断図

 整備による効果として,踏切遮断による交通渋滞の解消や道路・鉄道双方の安全性向上が期待される.また,鉄道によって分断されていた地域が一体化されることで,安全で快適なまちづくりに大きく寄与するとしている.なお本事業は,東京都が進める「2050東京戦略」の一環に位置づけられている.

一部画像は東京都建設局WEBサイトから

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