鉄道ファン2026年3月号(通巻779号)
『鉄道ファン』2026年3月号
2026年1月21日発売
定価1300円(税込)

京都丹後鉄道,“丹後くろまつ号”の2026年春・夏商品を販売開始

KTR700形「丹後くろまつ」

写真:KTR700形「丹後くろまつ」  松本洋一撮影  KTR荒河車両基地にて  2014-5-10(取材協力:北近畿タンゴ鉄道・京都府)

京都丹後鉄道は,走るダイニング列車“丹後くろまつ号”の2026年春・夏コースの運転を,2026(令和8)年4月から9月に実施すると発表した.

京都丹後鉄道,“丹後くろまつ号”の2026年春・夏商品を販売開始

▲「モーニングコース」の提供イメージ

 2026年春・夏商品では,福知山10:08ごろ発→天橋立11:51ごろ着の「モーニングコース」と,天橋立12:50ごろ発→西舞鶴14:50ごろ着の「トラベルランチコース」,天橋立16:05ごろ発→西舞鶴18:05ごろ着の「トレインバルコース」の全3コースとする.いずれも金曜・土曜・日曜・祝日に運転する.
 「モーニングコース」(税込7000円)は,自然豊かな城下町の福知山を出発し,大江駅での停車時間をはさみながら「海の京都」の代表的な観光地である天橋立へ向かう.
 丹鉄と同様に近畿エリアで上下分離方式を採用している近江鉄道とのコラボ企画として,丹後地方にかつて存在したといわれている丹後王国と,近江国との歴史的なつながりに着目した特別なコースとなる.
 1皿目は,丹後地方にかつてあったとされている丹後王国をイメージした料理を,2皿目では近江国をイメージしたデザートが提供される.さらに2026(令和8)年は,丹鉄の網野開通宮津線100周年,近江鉄道の創立130周年を記念して,運行期間中は,丹鉄と近江鉄道のコラボヘッドマークや記念ノベルティのプレゼントなど,特別なコラボレーションを実施する.

京都丹後鉄道,“丹後くろまつ号”の2026年春・夏商品を販売開始

▲「トラベルランチコース」の提供イメージ

 「トラベルランチコース」(税込15000円)は,「車窓からも料理からも丹後を観光」をテーマとし,丹後の名所を食で表現した和洋折衷のフルコースが提供される.次々と移り変わる車窓を楽しみつつ,一皿ごとに丹後の風景をテーマにし,食材・盛り付け・色彩で沿線を表現する.
 ランチコースは海沿いのルートで,海が目の前に広がる「奈具海岸」では約15分停車し,沿線の中でも人気の絶景ポイントである水面からわずか6mほどの「由良川橋梁」の上を列車が徐行しながら走行するため,レストラン列車ならではの絶景をゆっくりと眺めながら過ごす特別なひとときを楽しめる.

京都丹後鉄道,“丹後くろまつ号”の2026年春・夏商品を販売開始

▲「トレインバルコース」の提供イメージ

 「トレインバルコース」(税込6000円)は,舞鶴の漁港で水揚げされた地魚を中心に,カルパッチョやアヒージョ,フライなど,お酒とともに気軽に楽しめる海鮮料理が提供される.
 ドリンクは,サントリーとのタイアップにより,角ハイボールやプレミアムモルツ,ウーロン茶などの5種類から選べる.
 夕方から夜にかけて運行するため,乗車する前日や日中は,天橋立や夕日ヶ浦木津温泉などで宿泊や観光を楽しみ,夕方からトレインバルコースに乗車して京都方面へ向かうといったプランも組むことができる.
 定員は,各コースとも24名とする.申込みは,丹後くろまつ号予約ページで受け付けている.

一部写真は京都丹後鉄道提供

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