
名古屋市科学館は,子どもたちの夢をはぐくみ,科学教育の振興を図るため整備を進めていたB6形蒸気機関車などの展示施設の名称を「鉄道ひろば」に決定したと発表した.一般公開は令和8年(2026年)3月28日(土)から開始される.
約1200㎡の面積を有するこの屋外展示施設では,蒸気機関車の仕組みを五感で学ぶことができる.B6形蒸気機関車では,圧縮空気を動力として車輪が動くようすを体感できる「動態展示」を行なう.展示場所には,透過形LEDモニタが設置され,実物の車体とシースルー映像を重ね合わせることで,蒸気機関の複雑な仕組みを直感的に理解できる工夫が施される.また,修復の過程で不要となった実物部品を展示する「B6解剖図鑑」も併設され,メカニックな側面からもその魅力に触れることができる.
東側の壁面展示エリアでは,産業革命期前後の技術革新と生活の変容をテーマとした解説パネルを設置する.鉄道がいかに発展し,人々の暮らしをどう変えたのかを歴史的背景とともに学ぶことができる.さらに,駅名看板風のエリアサインやプラットホーム時計,木製ベンチなどを設置し,古き良き駅の雰囲気を再現した空間演出も行なわれる.
B6形蒸気機関車以外の展示については,これまでも同科学館で展示されてきた名古屋市電1400形(1401号車)のほか,JR東日本の大宮総合車両センターに保管されていたオハ35 2001と供奉車(ぐぶしゃ)344号車も再整備され公開される.これらの車両は実際に乗車することができ,当時の「ものづくり」の粋を集めた歴史や文化を肌で感じられる内容となっている.
一般公開に先立ち,3月27日(金)にはセレモニーおよび内覧会が実施される予定である.オープン当日となる3月28日(土)と翌29日(日)には,オープニングイベントの開催も予定されており,詳細は決まり次第,改めて発表される.
画像はすべて名古屋市科学館WEBサイトから











