鉄道ファン2026年2月号(通巻778号)
『鉄道ファン』2026年2月号
2025年12月19日発売
特別定価1400円(税込)

【おすすめ情報】
走行シーンを滑らかに残したい人へ 鉄道撮影で使いやすいDJI「RS 4」の性能とは

DJI「RS 4」

走行中の列車を滑らかに追い,安定した映像で残したい.そんな鉄道動画撮影のニーズに応える機材として,DJIの3軸ジンバル「RS 4」が注目されています.縦向き撮影への対応や操作系の改良により,撮影スタイルの幅を広げやすいモデルです.
 本商品は,ミラーレスカメラや一眼レフカメラ向けの3軸スタビライザーで,最大積載量は約3kg.編成全体を追うパン撮影でブレを抑えやすく,鉄道イベントや記録用途にも使いやすい仕様となっています.

※この記事にはアフィリエイト広告を含みます.
※こちらは記事公開時点の情報です.メーカー側が在庫状況や価格を予告なく変更する可能性があります.急なセール終了や在庫切れなどもあり得ますのでご注意ください.

■縦向き撮影でも走行シーンを安定して捉えるために

DJI「RS 4」特徴

本商品の特徴のひとつが,縦向き撮影にネイティブ対応した第2世代構造です.追加アクセサリーを使わず,プレートの付け替えのみで縦位置に切り替えられるため,SNS向けの縦動画を撮る際も準備に手間がかかりません.
 また,3軸すべてにテフロン加工が施されており,バランス調整時の摩擦を低減.撮影地でのセッティングが比較的スムーズにできる点は,移動の多い鉄道撮影では実用的です.ジョイスティックのモード切替により,パンフォローやFPVモードを素早く選択でき,通過列車を狙う際の追従性も配慮されています.

■縦構図・追従撮影に対応する操作系の特徴

DJI「RS 4」バッテリー駆動時間

内部に専用の制御プロセッサ(SoC)を搭載し,3軸モーターをリアルタイムで制御しています.プロセッサの型番や詳細な演算性能はメーカーから公表されていませんが,ジンバル姿勢の検知と補正を高速にすることで,歩行中やパン時でも安定した映像制御を実現しています.
 バッテリーは標準構成で最大約12時間駆動とされ,別売のBG70大容量バッテリーグリップを使用すれば,最長約29.5時間まで延長可能です.長時間の撮影やイベント取材でも,バッテリー管理の負担を抑えやすい設計です.

■15%オフの今が買い時

本体重量は約1.55kgで,折りたたみ時は約30×10×10cmと比較的コンパクト.RSA通信ポートを備え,純正・サードパーティ製アクセサリーを組み合わせた拡張も可能です.
 価格は記事執筆時点で税込56100円(参考価格66000円)となっており,DJIのメーカー保証は1年間付帯します.鉄道撮影で動画表現の幅を広げたい人にとって,操作性と安定性の両面から検討しやすいジンバルといえるでしょう.

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