写真:JR貨物EF510形 編集部撮影 富山機関区にて 2016-6-3(取材協力:JR貨物)
ブルボン・不二製油・センコー・中越通運とJR貨物の5社は,31フィート冷蔵コンテナを活用した鉄道によるコンテナラウンド輸送を開始した.
▲鉄道コンテナによるラウンド輸送イメージ
これは,深刻化するドライバー不足や環境負荷低減といった物流課題を解決し,持続可能な物流網を構築することを目的としている.
今回の輸送体制では,新潟から関西方面へのブルボン製品の輸送に中越通運が携わり,その復路として関西から新潟方面への不二製油製品の輸送をセンコーが担当する.幹線となる貨物鉄道輸送部分はJR貨物が担い,新潟貨物ターミナル駅や大阪貨物ターミナル駅などの拠点を結ぶ.
ラウンド輸送の導入により,ブルボンでは従来空の状態で行なっていたコンテナ回送の有効活用が可能となる.同時に,不二製油は幹線輸送の集約化を実現し,トラックドライバーの負担軽減を図ることが期待されている.5社は今後も連携を深め,労働生産性が高く環境特性に優れた鉄道輸送を基軸に,社会全体の課題解決に貢献していく方針である.
一部画像は共同ニュースリリースから













