瀬戸線喜多山駅付近の鉄道高架化は，事業延長約1.9kmで，事業主体である国土交通省・名古屋市と協力し，2014（平成22）年から工事を進めてきた．高架化が完成すると，事業区間内の9ヵ所の踏切が廃止される（うち1ヵ所は廃止済み）．
　現在の下り仮線から高架線への切替工事は，7月25日（金）の終列車後から26日（土）の始発列車までに行なわれ，切替後は引き続き地上仮線の撤去や下り線の高架副本線の工事を進め，2026（令和8）年度の事業完了を予定している．

　今回の切替えにより，喜多山駅では，下りホーム（尾張瀬戸方面）が高架上へ移ることから，改札口とホームを連絡する通路も変更される．

写真・画像はいずれも名古屋鉄道提供