
写真:JR東海383系 編集部撮影 神領電車区にて 1996-10-7(取材協力:JR東海)
JR東海は,在来線におけるホーム可動柵開閉システムの改良に向けた実証試験を実施すると発表した.
現在,ドアが両開き(2枚)となっている通勤形車両(315系など)では,両扉に貼り付けたQRコードの相対距離を検知することで可動柵の開閉を連動させているが,今回の実証試験では,ドアが片開き(1枚)となっている特急車両(383系)においても可動柵扉の開閉を連動させるため,ドアと車体にQRコードを貼り付け,通勤形車両・特急車両ともにQRコードを検知できるかを検証する.

▲実証試験の概要
試験では,降雨や太陽光の反射などさまざまな屋外環境におけるQR検知用カメラの検知機能の確認や,QR検知用カメラの適切な配置台数や位置の確認などを行なう.
試験は,2025(令和7)年5月上旬から中央本線 金山駅上りホーム(2番線)で開始予定で,車両ドアへのQRコードの貼り付けは4月21日(月)から順次実施される.
一部画像はJR東海ニュースリリースから