
写真:JR東海313系5000番代 撮影:百々貴俊
JR東海は,改良工事中の刈谷駅について、下りホームなどの供用を,2025(令和7)年5月10日(土)の始発から開始すると発表した.
刈谷駅のホームについては,上下線の各ホームの幅をそれぞれ約6.2m拡げ,下りホームが約2.6m,上りホームが約13.3mとなる.これにより,すべての番線(1〜4番線)に,全列車のドア位置に対応可能な可動柵を設置する予定.

▲下りホーム・下り側コンコースの供用開始(2025年5月10日~)
あわせて,コンコースについても,現在の面積から約1.5倍に拡張し,自動改札機とエスカレータの増設を行なう.また,1989(平成元)年の橋上駅舎化以降も残っている駅北口の地平駅舎部分についても,橋上化を行なうほか,刈谷市が運営する地域交流拠点施設などを新設する.
なお,上りホーム拡幅工事は2024(令和6)年度,コンコースなどの改良は2026(令和8)年度までに工事を完了する予定だったが,工事中の地中障害物撤去などの影響により、上りホーム拡幅工事は2029(令和11)年度,コンコースなどの改良は2029(令和11)年度までに完了する予定に変更されている.
一部画像はJR東海ニュースリリースから