
JR東日本高崎支社は,両毛線 山前駅の駅舎建替えを実施すると発表した.
新駅舎は,自然豊かな地域とのつながりを感じられるよう,構造部材や内装材に木材を使用する.木材の利用促進により「脱炭素化社会」実現に向けた取組を進める.
新駅舎の構造は木造平屋建で,延べ床面積77平方メートルとなる.工事予定期間は,2025(令和7)年6月から2025年度末で,使用開始時期は,2025(令和7)年度末を予定している.

省エネルギー化の取組の一環として,2025(令和7)年1月14日付で「ZEB Ready認証」を取得し,高効率な省エネルギー設備を備えた駅舎とする.
「ZEB」とは,年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物であり,「ZEB/Nearly ZEB/ZEB Ready/ZEB Oriented」と4段階の「ZEB」を定性的・定量的に定義したもの.駅舎での「ZEB」カテゴリー取得は国内2例目で,木造駅舎としては国内初の取得となる(一般社団法人 住宅性能評価・表示協会WEBサイトを参照/2025年3月25日時点).
なお,駅舎建替えにともない現駅舎は取り壊し,これまで実施されていた「やままえ駅ミュージアム」のコト体験も終了する.詳細はJRE MALLで案内される.
画像はすべてJR東日本高崎支社ニュースリリースから