
ひたちなか海浜鉄道は,JR東日本から取得したキハ100形について,地元の名産品である「ほしいも」をテーマとした観光列車「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」として運行を開始すると発表した.
この観光列車は,「令和3年度観光庁補助事業」により実証運行した「ほしいもカフェトレイン」をベースとし,公募デザインの「ほしいも列車王国」キャラクターや「ほしいも型つり革」の採用など,話題性の高い車両となっている.
2025(令和7)年5月10日(土)には,読売旅行とタイアップした,「新・ほしいも列車1番列車で行く! 日本一のほしいもの里『阿字ヶ浦』ほしいも作り体験とSNSで話題のほしいも神社・ひたちなか海浜鉄道1日フリー切符の旅」と「キハ100-40 新・ほしいも列車運行開始記念 ひたちなか海浜鉄道『那珂湊車両基地』撮影会」,5月17日(土)から6月5日(木)までの指定日には,群馬・栃木県内の各地を出発地とする『「ほしいも列車」&「ほしいも神社」~那珂湊おさかな市場』の計3ツアーの実施を予定している.詳しくは,読売旅行WEBサイトに掲載されている.
6月以降については,通常の旅客輸送とともに,車両貸切や団体利用の予約を随時受け付ける.
ひたちなか市は,ほしいも生産量が全国一位の茨城県の中でも有数の生産地であり,ひたちなか海浜鉄道湊線沿線には広大なサツマイモ畑が広がる.また,終着駅の阿字ヶ浦地区には,黄金色に輝く鳥居が連なる「ほしいも神社」が建立されている.
画像はひたちなか海浜鉄道ニュースリリースから