写真:東武鉄道50000系 編集部撮影 森林公園検修区にて 2005-11-11(取材協力:東武鉄道)
※写真はイメージです.
東武鉄道は,2025(令和7)年3月15日(土)に東上線と鬼怒川線の一部特急列車について,ダイヤ改正を実施すると発表した.
東上線では,平日朝時間帯,池袋行きの上り普通列車1本を準急列車に変更,夕夜間時間帯,池袋発の下り準急列車を平日2本,土休日1本増発することで混雑の緩和を図るほか,日中時間帯,現行1時間あたり4本運転している急行列車を6本とし,10分間隔での運転とする.柳瀬川—新河岸間の急行通過駅についても,1時間あたりの準急・普通列車の本数を6本とし,約10分間隔運転とすることで,わかりやすいダイヤとする.このほか,土休日早朝時間帯に運転される湘南台行きの副都心線直通列車1本について,東上線内を急行から快速急行に変更し,東海道新幹線および新横浜方面へのアクセス向上を図る.
鬼怒川線では,特急スペーシア・特急リバティについて,停車駅に新高徳を加える.新高徳に停車する特急列車は下り4本,上り6本で,「日光たかとくキャンプステーション」などへのアクセス向上を図る.
このダイヤ改正に合わせて,特急料金とSL大樹・DL大樹座席指定料金の見直しが行なわれる.特急料金では,繁忙期・閑散期料金が設定され,現行の特急料金(通常料金)に対し,繁忙期料金は200円を増額,閑散期料金は200円(一部区間は150 円)を減額とする.ただし,浅草—久喜間,浅草—南栗橋間,下今市—東武日光間,下今市—鬼怒川温泉間の特定区間と特別座席料金には適用されず,伊勢崎線の特急列車には閑散期料金は設定されない.