近畿日本鉄道は,2025(令和7)年2月22日(土)にダイヤ変更を実施すると発表した.
今回のダイヤ変更では,輸送力の増強,利便性およびサービスの向上を目的として,運転本数,運転区間,列車種別,編成両数,発着時刻などを見直す.
特急列車では,大阪難波—近鉄名古屋間で平日3本,土休日7本を増発する.土休日では,多客時に大阪難波—鳥羽間で運転している特急2本を定期列車化する.奈良線で平日朝運転している大和西大寺7:37発大阪難波行きは始発駅を近鉄奈良に変更して運転区間を延長する.名古屋線では,近鉄名古屋22:25分発松阪行きについて,行先を名張に変更し.近鉄名古屋22:20発とする.
京都線(新田辺—大和西大寺間)・橿原線・天理線では,日中時間帯の普通列車について,運転本数を1時間あたり3本から4本に増発する.このほか,平日朝の時間帯に新田辺発京都行きの準急が1本増発される.
奈良線・なんば線では,平日の日中時間帯に阪神なんば線に直通する快速急行について,運転本数を1時間あたり2本から3本に増発する.あわせて,大阪難波—近鉄奈良間の急行列車を1時間あたり2本から3本とし,1時間あたり快速急行3本,急行3本の運転に変更する.夜の最終時間帯では大阪難波発近鉄奈良行き快速急行1本を増発し,奈良方面への最終時刻を繰り下げる.
大阪線では,平日朝の通学時間帯に大阪上本町発高安行き普通を1本を増発する.夜の最終時間帯には,大阪上本町発大和八木行き急行1本を増発し,河内国分—五位堂間の各駅・大和高田・大和八木への最終時刻を繰り下げる.
南大阪線・長野線では,土休日の始発列車について,運転時刻を繰り上げる.
名古屋線では,夜の最終時間帯に近鉄名古屋発近鉄四日市行き急行1本を増発し,近鉄蟹江—近鉄四日市間の急行停車駅への最終時刻を繰り下げる.