鉄道・運輸機構(JRTT)は,2017(平成29)年10月から工事を進めていた北海道新幹線の磐石トンネル(北)他工区(延長3150m/新青森起点 185km750m〜188km900m)が貫通したと発表した.
これにより,八雲町地内に位置する磐石トンネルの工事区間(延長6710m/新青森起点 184km165m〜190km875m)が貫通したこととなる.
JRTTでは,北海道新幹線(新函館北斗—札幌間)整備事業の建設主体として,2014(平成26)年から順次トンネル工事に着手し,全17本のトンネルで工事が進められている.
磐石トンネルの貫通により,北海道新幹線のトンネル全17本のうち,掘削が完了したトンネルは9本目となる.
また,10月17日(木),北海道新幹線(新函館北斗—札幌間)で敷設する最初のレール(1本長さ25m,約1000本)が函館港で陸揚げされ,この陸揚げのようすを,鉄道・運輸機構(JRTT)の公式YouTubeチャンネルで公開している.
現在,全線にわたり土木工事が進められているが,軌道工事開始の見込みがたったところから順次,軌道工事を進めていく計画としている.
画像提供:JRTT鉄道・運輸機構