東京ディズニーリゾート®の各施設を結ぶディズニーリゾートラインは,2025(令和7)年夏以降,2次元コードを使用した乗車券を導入すると発表した.これにより,すべての磁気乗車券を2026(令和8)年度末までに,順次,2次元コードを使用した乗車券へ置き換える.
対象券種は普通乗車券,定期乗車券,団体乗車券,フリーきっぷで,利用時は自動改札機に乗車券を投入することなく,乗車券に印字された2次元コードを自動改札機の読み取り部にかざして利用する.なお,全国相互利用が可能な交通系ICカードは引き続き利用できる.
また,乗車券の用紙をより環境負荷が低減される用紙に変更する.これまでの磁気乗車券は,磁気層の分離・廃棄が必要であったが,磁気を含まない用紙に変更することで,リサイクルがより容易になり,持続可能な社会の実現につなげる.
自動改札機のリニューアルに先立ち,全駅で自動改札機の通路幅を広げる改修工事を2024(令和6)年度末までに実施する.約1.5倍に通路幅が広がることで車いすやベビーカー利用者をはじめ,さまざまな利用客が快適に利用できるよう準備を進める.
写真:自動改札機のイメージ(舞浜リゾートライン提供)