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南海,2000系『はじまりの「めでたいでんしゃ」』の内外装デザインの詳細を発表

南海,2000系『はじまりの「めでたいでんしゃ」』の内外装デザインの詳細を発表

▲はじまりの「めでたいでんしゃ」外装イメージ

南海電気鉄道は,「めでたいでんしゃ」5編成目となる『はじまりの「めでたいでんしゃ」』について,内外装デザインの詳細を発表した.

 南海電気鉄道では2014(平成26)年11月から,加太観光協会と磯の浦観光協会と共同で,加太線沿線の魅力を発信する「加太さかな線プロジェクト」を進めており,7100系4編成を「めでたいでんしゃ」として運行している.
 『はじまりの「めでたいでんしゃ」』は,2000系(2両1編成)を対象に装飾を施す.外装は2両とも共通デザインとし,加太の鯛を想起させるうろこ柄を配し,「太古といまと未来を結ぶ,かけ橋」を虹色で表現している.

南海,2000系『はじまりの「めでたいでんしゃ」』の内外装デザインの詳細を発表

▲和歌山市駅寄り車両 内装イメージ

 内装は,1両ごとにテーマを設定する.和歌山市駅寄りの車両は,和歌山県内で発見された新種「ワカヤマソウリュウ」などが描かれた「太古の記憶」をテーマに,和歌山で化石が発見された古代生物や,化石版めでたいでんしゃロゴなどが散りばめられ,太古の海の水族館にいるような「わくわく感」を楽しめるデザインとする.

南海,2000系『はじまりの「めでたいでんしゃ」』の内外装デザインの詳細を発表

▲加太駅寄り車両 内装イメージ

 加太駅寄りの車両は,加太の未来への想いを形にした「未来への想いとSDGs」をテーマに,未来へ続く扉が描かれたフォトスペースや加太の廃材や段ボールを使用したアート作品が飾られ,虹の中にいるようなデザインとする.
 『はじまりの「めでたいでんしゃ」』は,7月11日(木)に試乗会とお披露目式を実施したあと,7月13日(土)和歌山市9:55発の列車から運行を開始する.加太線(和歌山市—加太間)を中心に和歌山港線でも運行される.
 名称については,7月13日(土)の運行開始セレモニーで発表される.名称は,当日に公式WEBサイトでも公開する.

画像はすべて南海電気鉄道ニュースリリースから

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