JR東日本盛岡支社は,八戸線 種市駅と東北本線 六原駅の利活用方針を決定したと発表した.
種市駅は,2024(令和6)年5月からJR東日本盛岡支社が駅舎の利活用に向けた準備工事を進めてきたが,6月から,洋野町へ駅舎全体を貸し付け,11月に迎える種市駅開業100周年に向けて洋野町がリノベーションを行なう.
工事は2024(令和6)年10月までを予定し,待合室のリニューアルや事務所スペースの整備,建具改修,外壁塗装などを実施する.工事完了後は,観光地域づくりの活動拠点として活用される.
六原駅は,2024(令和6)年4月からJR東日本盛岡支社が駅舎の利活用に向けた準備工事を進めてきたが,準備が整い次第,旧駅事務室部分を地域の事業者へ貸し付け,事業者による内装工事完了後の2024(令和6)年秋ごろに店舗が開業する予定.
工事は2024(令和6)年10月までを予定し,待合室の美化や屋根防水,店舗スペース整備などを実施する.工事完了後は,物販・軽飲食を主体とする店舗として活用される.
駅舎の利活用については,これまでJR東日本盛岡支社管内の山田線 上米内駅,花輪線 荒屋新町駅,田沢湖線 小岩井駅,大湊線 陸奥横浜駅で行なわれており,同支社では,今後も駅がこれまで以上に地域の拠点としてのポテンシャルを発揮できるよう,自治体や地域の事業者とともに地域社会のニーズにあわせた駅舎の利活用を進めるとしている.
画像はいずれもJR東日本盛岡支社ニュースリリースから