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東急,新幹線ラッピングトレイン車内で「ひかりチャイム」を使用へ

東急,新幹線ラッピングトレイン車内で「ひかりチャイム」を使用へ

▲3020系ラッピングトレイン

東急電鉄は,JR東海の協力のもと運転中の3020系・5050系4000番代「新幹線ラッピングトレイン」において,かつて東海道・山陽新幹線の車内チャイムで使用されていた「ひかりチャイム」を現代風にアレンジして復刻使用すると発表した.

 使用開始時期は,3020系が2024(令和6)年7月1日(月),5050系4000番代が2024(令和6)年秋ごろとしている.両編成とも東急新横浜線において,下り・新横浜駅到着時の到着放送,上り新横浜駅発車後の案内放送で使用する.
 「ひかりチャイム」は作編曲家,サウンドプロデューサーとして活躍する松浦晃久氏の作曲で,1988(昭和63)年3月から2003(平成15)年11月まで東海道・山陽新幹線で使用されていたが,以降の車内チャイムはJR東海・JR西日本が展開するキャンペーンソングに移行している.2015(平成27)年2月から山陽新幹線40周年を記念して,新大阪駅を除く山陽新幹線各駅の接近メロディとして復活しているものの,関東では21年ぶりの復刻使用となる.

東急,新幹線ラッピングトレイン車内で「ひかりチャイム」を使用へ

▲5050系4000番代ラッピングトレイン

 チャイムの復刻使用では,フュージョンバンド「カシオペア」のもとキーボード奏者であり,現在は音楽活動と業務用シミュレータ会社を経営する向谷実氏がアレンジを担当し,懐かしさの中に洗練された現代の風を感じられるチャイムとする.
 このほか,両編成の車内広告と車内ビジョンにおいて,JR東海が2024(令和6)年5月から実施している「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン「京都がくれる癒し」編と,東急電鉄が取り組む「enjoy WEST」キャンペーンの貸切広告も実施する.

写真はすべて東急電鉄ニュースリリースから

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