写真：JR西日本DEC700形　　編集部撮影　　下関総合車両所新山口支所にて　　2021-8-11（取材協力：JR西日本）

JR西日本中国統括本部岡山支社は，2024（令和6）年9月28日（土）から11月24日（日）までの土日祝日，姫新線の津山—新見間で，DEC700形による快速“ハレのモリ”を運転すると発表した．
　これはJR西日本が岡山県などと連携して開催する「森の芸術祭 晴れの国・岡山（森の芸術祭）」にあわせて，利便性の向上や広域的な周遊観光を目的にアクセスの充実を図るもの．
　DEC700形は，ディーゼルエンジンと発電機で発電した電力により，モータを駆動して走行する電気式気動車で，DEC700形がJR西日本管内で営業運転されるのは，今回が初めてとなる．
　快速“ハレのモリ”は全席自由席で，各日1往復の運転（下り：津山8：28発→新見10：36着，上り：新見15:48発→津山17：36着）で，バッテリの搭載によるハイブリッド方式で運転する予定．
　「森の芸術祭」期間中は，土日祝日を中心に，快速“ハレのモリ”を含む列車の増発や増結に加え，さまざまな観光列車を運転する．また，バスなどの既存の公共交通機関との連携やお得なきっぷ商品の発売なども検討する．
　詳しくは，JR西日本ニュースリリースに掲載されている．

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