小田急電鉄は,5000形のラッピング電車「もころん号」をリニューアルし,2024(令和6)年6月4日(火)から運転を開始すると発表した.
リニューアル後の外装は,運転台がある両先頭部のみへのラッピングから,1編成(10両)全面ラッピングに変更する.
従来のラッピング基調を引き継ぎ,1号車から5号車は夕空を,6号車から10号車は朝の空をそれぞれイメージして,そのなかにさまざまなポーズの「もころん」を配置する.あわせて両先頭部のラッピングデザインも変更する.
内装は,これまでの中づりやドア横,荷棚上の広告スペースジャックに加え,運転台の真後ろ(乗務員室と客室の間)や3号車の「小田急の子育て応援車」の貫通扉と車いす・ベビーカースペースに「もころん」のイラストを配置する.
このほか,両運転台にはこれまでと同じく「もころん」のぬいぐるみを配置するとともに,「小田急アプリ」を通じて,「もころん号」の走行位置をリアルタイムで確認できるようにする.
なお,現行デザインの「もころん号」は,5月31日(金)の午前中に運行を終了する予定.
画像はすべて小田急電鉄提供