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名鉄,2024年度の設備投資計画を発表
〜9100系・9500系の前面構造を変更〜

名鉄,2024年度の設備投資計画を発表

▲9500系のイメージ

名古屋鉄道は,2024(令和6)年度の設備投資計画を発表した.

 鉄道事業では227億円を投資し,駅・車両の快適性・利便性向上を目的として,通勤形車両9500系(4連3本),9100系(2連2本)を新造する.2024(令和6)年度から導入する車両については,昨今の鉄道車両内での異常事態発生を受けて,避難誘導の円滑化を図るため,車両正面中央に貫通扉を配置する.これにより将来的には連結運転時に常時通り抜けが可能な構造とする.

名鉄,2024年度の設備投資計画を発表

▲車内防犯カメラ映像通信機能のイメージ

 乗客の安全確保に向けて,2028(令和10)年度までに廃車対象を除くすべての車両に鉄道車内防犯カメラの設置完了を目指す.また,携帯通信網を利用して運転指令などでリアルタイムに映像を確認できる通信機能を新たに追加することで,車内での犯罪・迷惑行為の抑止および迅速な状況把握による適切な対応を可能とする.

名鉄,2024年度の設備投資計画を発表

▲実証実験のようす(左)/読み取り機器付き自動改札機の設置イメージ

 継続定期券発売・クレジット決済対応可能な新形券売機や,精算機能を追加した新形チャージ機の導入を進め,利便性向上とより効率的な駅運営を目指す.中部国際空港駅,名鉄名古屋駅,金山駅で実証実験を実施しているタッチ決済については,2024(令和6)年秋から対象駅を拡大し,自動改札機でQRコード表示やクレジットカードなどのタッチ決済による改札通過ができるよう整備を進める.

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です.

名鉄,2024年度の設備投資計画を発表

▲ホームドア設置イメージ

 安全対策推進と都市計画事業の一環として,名古屋本線 知立駅付近,瀬戸線 喜多山駅付近,三河線 若林駅付近,尾西線 苅安賀駅付近の高架化工事を引き続き実施する.大規模地震による被害を最小限に抑えるため,高架橋柱の耐震補強を実施する.踏切障害物検知装置の更新やAI画像解析装置を導入した踏切監視システム導入踏切の拡大により,踏切道の保安度向上を図る.
 プラットホームの安全対策については,金山駅上り3番ホームでホームドアの実証試験を,2024(令和6)年10月から2025(令和7)年3月ごろまで実施する.

名鉄,2024年度の設備投資計画を発表

▲神宮前駅西街区再開発計画 施設完成予想図(地上西側から)

 開発事業では,名古屋本線の東岡崎駅前再開発計画や布袋駅における高架下開発,神宮前駅西街区再開発計画,名鉄新一宮ビルのリニューアルに114億円,エリア版MaaS「CentX」の進化や展開の強化,業務効率化に向けたDXの推進に19億円を投資するなど,総額360億円の設備投資を行なう.

写真・画像はすべて名古屋鉄道のニュースリリースから

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