▲キハ48形

　譲渡されたのは，秋田総合車両センターに所属していた合計20両で，今後タイ国内で活躍し，輸送力強化に貢献する．JR東日本としては，今後もタイ国鉄との関係強化を図り，タイにおける社会課題を解決しながら事業機会の拡大を目指す．
　これまでタイ国鉄とJR東日本では，公益財団法人東日本鉄道文化財団が，1993（平成5）年からアジア諸国の鉄道業に従事する若手幹部候補生を対象とした「JR East フェローシップ研修」を実施しており，これまでに計49名のタイ国鉄職員を受け入れている．
　また，JR東日本の外国人技能実習生受入事業である「JR東日本 Technical Intern Training」では，2024（令和6）年4月から，JR東日本で初めてとなるタイからの技能実習生6名を受け入れている（タイ国鉄子会社社員を含む）．

写真はすべてJR東日本提供