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小田急・東京メトロ・東急不動産,「新宿駅西口地区開発計画」の共同事業区画(A区)を着工

小田急・東京メトロ・東急不動産,「新宿駅西口地区開発計画」の共同事業区画(A区)を着工

▲計画建物のイメージ

小田急電鉄と東京メトロ,東急不動産は,3社が事業主体となる「新宿駅西口地区開発計画」について,共同事業区画である「A区」について着工したと発表した.

小田急・東京メトロ・東急不動産,「新宿駅西口地区開発計画」の共同事業区画(A区)を着工

▲商業機能イメージ(地下1階・駅コンコース)

 本計画は,「新宿の拠点再整備方針」・「新宿グランドターミナル・デザインポリシー2019」などの上位計画や立地特性などを踏まえ,「新宿グランドターミナルの実現に向けた基盤整備」・「国際競争力強化に資する都市機能の導入」・「防災機能の強化と環境負荷低減」の3項目を整備方針とし,エリアの特性を踏まえた「商業」と「オフィス」を主用途とした開発計画として,小田急電鉄・東京メトロが進めてきたプロジェクトとなる.
 この価値を最大化するために,まちづくりや開発事業の知見をはじめ,多様なソリューションとソフト面でのノウハウを取り入れていくべく,2024(令和6)年2月には東急不動産が正式に参画し,3社共同事業として着工に至った.

小田急・東京メトロ・東急不動産,「新宿駅西口地区開発計画」の共同事業区画(A区)を着工

▲ビジネス創発機能イメージ

 「A区」のうち,地下2階から10階は商業エリアで,新宿エリア最大規模の商業施設を開発する.新宿が持つ旺盛な消費ニーズを充足させるとともに,ここでしか得られない新たな体験の提供を目指す.
 12階から13階はビジネス創発エリアで多様な消費者が多く訪れる都内随一の商業地としての特性を活かし,顧客起点のイノベーション創出を目指す.

小田急・東京メトロ・東急不動産,「新宿駅西口地区開発計画」の共同事業区画(A区)を着工

▲オフィス機能イメージ(ロビーエリア)

 14階から46階はオフィスエリアで,高層階の特徴を生かした明るく開放的な空間とし,最新かつハイグレードなオフィスを提供する.47階から48階は,都庁を超える高さ約260mの眺望を活かした施設の特徴となるような空間・体験を提供する.
 当該建物の竣工予定は2029(令和11)年度で,「B区」については小田急電鉄単独の事業となる.

画像はいずれも小田急電鉄提供

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