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黒部峡谷鉄道,2024年度の営業運転を4月19日から開始

黒部峡谷鉄道,2024年度の営業運転を4月19日から開始

▲新山彦橋

黒部峡谷鉄道は,2024(令和6)年度の営業運転を,4月19日(金)から開始すると発表した.

 2024(令和6)年度は,「令和6年能登半島地震」の影響により,全線開通が遅れる見込みとなっている(鉄道ニュース3月8日掲載記事参照).4月19日(金)から24日(水)までは宇奈月—笹平間での折返し運転(笹平でのトイレ休憩は可能),4月25日(木)から9月30日(月)ごろまでは宇奈月—猫又間での折返し運転(猫又での降車不可),10月1日(火)ごろから11月30日(土)までは宇奈月—欅平間全線での運転を予定している.

黒部峡谷鉄道,2024年度の営業運転を4月19日から開始

▲トロッコ電車

 運賃(片道)は,宇奈月—黒薙・笹平間が大人830円・子ども420円,宇奈月—猫又間が大人1410円・子ども710円,宇奈月—鐘釣間が大人1780円・子ども890円,宇奈月—欅平間が大人2480円・子ども1240円となる.リラックス車両に乗車する場合は,運賃に加え車両券(1乗車あたり600円)が必要となる.なお,15名未満の個人予約については,4月1日(月)から受付を開始する.
 時刻表や予約方法については,黒部峡谷鉄道WEBサイトに掲載されている.

画像はすべて黒部峡谷鉄道提供

【5月27日追記】
黒部峡谷鉄道による,雪解け以降の詳細な現地調査の結果,落石防止対策などの復旧工事が当初の見込み以上に時間を要することから,2024(令和6)年シーズンは全線開通ができない状況となりました(シーズン中は引き続き宇奈月—猫又間での運転となります).
 また,「黒部宇奈月キャニオンルート」についても,2024(令和6)年中の募集開始ができなくなりました.2025(令和7)年以降の同ルートの一般開放・旅行商品化の開始日・旅行商品の販売開始日については,黒部峡谷鉄道の全線開通の時期が示された段階で改めて決定・発表されます.

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