近畿日本鉄道では,2024(令和6)年4月から,難波線・奈良線・京都線・橿原線・天理線において,車両側面カメラによる安全確認の検証試験を実施すると発表した.
現在,駅での列車発車時における車両の側面とホーム間の安全確認については,乗務員の目視により行なっているが,さらなる安全レベル向上を図るために検証を実施する.
カメラは,2両編成1本と4両編成1本の計2本において,1両あたり片側2箇所(両側4箇所)に設置される.検証では,昼間や夜間,悪天候時など,さまざまな環境において車両側面のカメラで撮影し,運転室に設置されたモニタに表示される映像の視認性を確認し,結果を踏まえて今後の導入計画を検討する.
画像は近畿日本鉄道ニュースリリースから