広島高速交通(アストラムライン)では,2代目となる「カープ・トラム」の運転を,2024(令和6)年3月22日(金)から開始すると発表した.
初代「カープ・トラム」は,2018(平成30)年から2023(令和5)年10月まで6000系で運転していたが,ラッピングを施していた編成の引退にともない,2代目は新たに7000系にラッピングを施す.
ラッピングデザインは,広島東洋カープのチームカラーである赤を基調とし,遠くからでも見えるようインパクトある大きさで全面に打ち出したキャラクターと球団ロゴを組み合わせたものとする.
車内は「うごく歴史館」をコンセプトに,より広島東洋カープやアストラムラインに愛着を持ってもらえるよう,広島東洋カープのこれまでの歴史年表やレジェンド選手,背番号新旧選手の解説,アストラムラインの30年の歩みなどを掲示する.また,何度も乗車して楽しめるよう,今後も進化していく.
3月22日(金)には運転開始に先立ち,本通駅で14時30分からデビューセレモニーの実施が予定されており,当日は,本通15:09発の臨時便として,広域公園前駅まで運転する.3月23日(土)以降は通常ダイヤでの運転となるため,運転時刻は日々異なる.
なお,3月22日(金)15時30分からは,本通駅で7000系「カープ・トラム」のペーパークラフトと,カープグッズ(エコバッグ)が先着200名にプレゼントされる.
画像はいずれも広島高速交通提供