東武鉄道では,N100系「スペーシア X」の運転エリアを拡大すると発表した.
これは,2024年3月16日(土)に実施するダイヤ改正にあわせて「スペーシア X」を新たに2編成導入することにともない,これまで要望の多かった一部の車両を臨時列車や団体貸切列車として柔軟に設定することが可能となった.これにより,浅草—日光・鬼怒川温泉間のほか,これまで乗り入れていない一部路線においても運転を開始する.
第1弾として,3月12日(火)に東武アーバンパークラインの大宮駅から出発する関係者向けの特別列車に限定20名が乗車できる特別ツアー商品「スペーシア X 特別運行OМIYA」を販売する.
運転区間は大宮10:20発→東武日光12:21着・15:26発→浅草17:15着で,東武日光で下車後は,日光金谷ホテルでのランチを楽しめる.代金は税込48000円で,申込は,3月5日(火)12時から東武トップツアーのページで受け付ける.
ツアーでは往路の大宮→春日部間のみ,先頭車両となるコックピットスイートの体験乗車が可能となる.また,1号車カフェカウンターでは,今後発売予定の新商品について試食会も開催するほか,復路のコックピットラウンジで利用できるドリンク引換券やツアー参加特典(スペーシア X オリジナルグッズ,記念乗車証 など)が進呈される.
今後は,路線を超えた魅力的なツアー商品も検討し,2024(令和6)年6月ごろには群馬エリア方面,同8月ごろには千葉エリア方面への運行を予定している.運転日や時刻などの詳細は決まり次第,東武鉄道WEBサイトなどで発表される.
一部画像は東武鉄道ニュースリリースから