写真：肥薩おれんじ鉄道 「おれんじ食堂」　　黛　宏幸撮影　　2013-4-17

肥薩おれんじ鉄道は，2024（令和6）年3月16日（土）にダイヤ改正を実施すると発表した．
　今回の改正では，帰宅時間帯の下り列車（6249D・6351D）について，所要時間を八代→出水間（6249D）で最大6分，出水→川内間（6351D）で最大10分短縮する．これにより，川内で鹿児島中央方面の九州新幹線と在来線への接続がそれぞれ1本早くなり，九州新幹線への乗継ぎでは，鹿児島中央への到着が現行から約1時間短縮される．なお，6249Dから6351Dへは，改正後も，出水駅で乗換となる（同一ホームで接続）．
　昼間時間帯では，6143D（八代14：13発）について，新水俣での九州新幹線との接続を改善し，“さくら”562号（新水俣15：17発）と接続することで，新水俣での待ち時間が大幅に短縮される．なお，6143Dは，改正後も新水俣15：12発とし，新水俣15：05着の“さくら”553号からの接続を行なう．
　夕通勤時間帯では，6146D（川内18：17発／改正後は18：14発）について，出水での九州新幹線との接続を改善する．これにより改正後は，“つばめ”334号（出水19：23発）と接続することで，出水以南の各駅から，熊本・博多方面への所要時間が短縮される．
　観光列車「おれんじ食堂」は，現行で1日3便運転しているが，改正後は1日2便に変更する．あわせて，夏ダイヤと冬ダイヤで運転区間と時間を大幅に変更する．乗車のみプランを見直し，食事付パッケージプランのみの販売とする．新たに上田浦（夏・冬ダイヤ），西方（夏ダイヤ）を停車駅に加え，2024（令和6）年10月以降の冬ダイヤからは，八代市の料理店「旬魚季彩 一誠」とも提携し，より一層，魅力の向上を図る．
　詳しくは，肥薩おれんじ鉄道ニュースリリースに掲載されている．

※写真はイメージです．