JR九州は,2024(令和6)年3月16日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
九州新幹線では,“みずほ”603号を久留米に新規停車させ,利便性向上を図る.
特急列車では,夕通勤時間帯以降の特急“ソニック”の福間への停車本数を拡大し,北九州地区から福間地区の利便性を向上させる.大分地区から博多方面への最終特急“ソニック”の運転時刻を繰り上げ,博多駅で福岡市地下鉄への乗換え時分の改善を行なう.
午前中の利用の多い時間帯に博多方面への特急“リレーかもめ”1本を増発し,混雑緩和を図る.また,朝通勤・通学時間帯の佐賀始発(博多方面)の特急“かささぎ”の運転本数を見直す.特急“ひゅうが”は,朝通勤・通学時間帯・深夜帯の運転本数を見直す.
快速・普通列車では,鹿児島本線(福岡エリア)で日中時間帯に運転している区間快速列車の快速区間と普通列車の運転区間を延長し,北九州地区・福岡地区・筑後地区相互間の速達性と利便性の向上を図る.また鹿児島本線(福岡エリア)の朝,夕通勤・通学時間帯で,運転区間の延長や編成両数を増やし,混雑緩和を図る.福北ゆたか線の朝通勤・通学時間帯に長者原駅を始発とする博多方面への普通列車(4両)を増発し,混雑緩和を図る.
このほか,江北における特急列車と肥前鹿島方面の普通列車との乗換えを改善するなど,九州内各線区で利用状況にあわせて運転本数や運転区間,時刻を見直す.
D&S列車では,鹿児島本線・三角線を運行している“A列車で行こう”の運行本数を2往復運転(1往復減)に変更し,乗車時間を拡大する.
日豊本線・日南線を運行している“海幸山幸”の運転時刻を見直し,おもてなし駅である飫肥駅の停車時分を拡大するなど乗車時間を拡大する.なお改正以降,運転頻度の少ない,“海幸山幸”2・3号は廃止する.指宿枕崎線を運行している“指宿のたまて箱”の喜入駅停車を取りやめる.
詳しくは,JR九州ニュースリリースに掲載されている.
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