近畿日本鉄道は,大阪線 八尾駅をリニューアルしたと発表した.
これは,「“もっとずっと,親しまれ,愛され”,住まいとして選ばれる沿線でありたい」という思いから進めている沿線活性化施策「住むまち近鉄 story」の一環として実施されたもので,八尾駅を八尾市が持つさまざまな魅力を伝えるデザインにリニューアルした.
美装化にあたっては,観光庁の「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値事業」の補助金の交付を受け,八尾市と連携して実施された.
上りホーム(大阪上本町方面)の壁面は,同市を代表する盆踊り音頭の「河内音頭」をモチーフとしたデザインを施したほか,下りホーム(伊勢中川方面)の待合室は,ものづくり産業の魅力を伝える装飾として,町工場で稼働している機械や歯車など工業をモチーフとした装飾を施している.
西コンコースには,八尾市のものづくり産業や技術を紹介するギャラリー「こうばのステーション WAO!YAO」を設置し,八尾市がモノづくりの技や魅力を未来に残すため,八尾の中小企業の技術を可視化し,社会課題を解決する商品や機械装置など,企業の活動を魅せるオブジェクトを3ヶ月ごとにローテーションで展示する予定.
画像はいずれも近畿日本鉄道ニュースリリースから