JR九州は,2024(令和6)年3月から香椎線(西戸崎駅~宇美駅間/25.4㎞)で,GOA2.5自動運転を開始すると発表した.
「GOA2.5 自動運転」の実現については,将来にわたる労働人口減少の中で必要な人材を確保するため,作業の自動化や機械化を進めてる中で,「中期経営計画 2022-2024」の「経営基盤の強化-DX推進」に掲げたオペレーション改革の一環として取り組むもの.
実証運転については,2020(令和2)年12月から香椎線で開始し,2022(令和4)年3月には実証運転区間を香椎線全線(西戸崎—宇美間)に拡大している.2023(令和5)年8月には,第三者委員会で検証した上で導入可能と判断され,必要な行政手続きを完了している.
2023(令和5)年12月からは,自動運転乗務員(GOA2.5係員/前頭に乗務する運転士以外の係員)の養成を開始する.なお,開始日・対象列車などの詳細は,別途発表される.
一部画像はJR九州ニュースリリースから