京都市交通局は,烏丸線で運用する20系第4編成について,2023(令和5)年9月27日(水)から営業運転を開始すると発表した.
第4編成は,「京象嵌(きょうぞうがん)」の技法を活用した標記銘板(事業者・車号)については,上下に配した伝統文様「幸菱(さいわいびし)」の両端を斜めにカットし,意匠の広がりを感じられるデザインとする.中間車両の連結部通路の壁に掲げられている「釘隠し」については,「京生まれ(京都発祥で日本初のもの)」をテーマとし,2234号車は「蹴上発電所」,2334号車は「中央卸売市場」,2634号車は「映画上映」,2734号車は「駅伝」をモチーフとしたデザインが採用されている.先頭車の「おもいやりエリア」への伝統産業品の飾付けは,2134号車は「京鹿の子絞」,2834号車は「京表具」となる.
営業初列車となるのは,9月27日(水)に竹田駅15時5分に発車する国際会館行きで,運行ダイヤの詳細は京都市交通局のWEBサイトで公開される.
特記以外の写真は京都市交通局のWEBサイトから