JR東日本秋田支社は,奥羽本線の大館駅について,2023(令和5)年10月29日(日)5時40分から新駅舎の使用を開始すると発表した.
大館駅周辺整備はJR東日本と大館市が協力して進めており,2021(令和3)年7月から大館合築駅舎新築工事を開始し,工事期間中は仮駅舎となっていた.新駅舎は鉄骨造2階建てで,改札窓口,話せる指定席券売機,自動券売機,自動改札機,待合室,改札内トイレ(多機能トイレ)などが設置される.
「木目を基調とした地域住民がつどえる駅舎」をコンセプトとし,大館が,自然豊かで天然秋田杉の産地として知られ,木を使用した「大館曲げわっぱ」などの伝統工芸品が盛んなことから,外観に木調の軒をイメージしたデザインとなっている.また,大館市観光交流施設「秋田犬の里」のデザインと一体感を出すため,アクセントとしてレンガ調の外壁を配置し,鉄道駅をほうふつできるような外観としている.
奥羽本線大館駅,10月29日から新駅舎に
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