横浜市交通局は,2023(令和5)年3月18日(土)に,市営地下鉄のダイヤ改正を実施すると発表した.
ブルーラインでは,急曲線区間である関内—伊勢佐木長者町間の運転速度を抑制する.この区間には,市営地下鉄で最も急な半径125mの曲線があり,レールに大きな負担がかかるため,レールやまくら木などの交換や補修の頻度をあげることで安全性を確保している.そのため,運転速度を抑制し,負担を減少させることでさらなる安全性の向上を図る.これにより,同区間の所要時間は15秒~20秒増加する.
また,ゆとりある乗車や定時運行の確保を目的に,駅での停車時間を現行の20秒以上から25秒以上に変更する.これにより,普通列車では,全線(あざみ野~湘南台間)で所要時間が1分程度増加する.なお,快速列車の全線での所要時間は変わらない.
利用状況を踏まえた輸送力の見直しとして,平日のラッシュ時間帯(7時~8時台)では普通列車の運転間隔を,現行の4分30秒から4分40秒に変更する.昼間帯(平日10時~14時台/土休日11時~15時台)では普通列車の運転間隔を,現行の7分30秒から10分に変更する.平日の夜間帯では,横浜発21時台の普通列車を上下各1本,22時台の下り普通列車1本を削減する.
このほか,快速運転の時間帯を,平日10時~17時(現行10時〜16時),土休日9時~21時(現行9時30分~20時30分)とする.
グリーンラインでは,昼間帯(平日10時~14時台/土休日11時~15時台)の普通列車の運転間隔を,現行の7分30秒から10分に変更する.また,平日の夜間帯では,日吉駅発22時台の普通列車を1本削減する.
詳しくは,横浜市交通局ニュースリリースに掲載されている.
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