西武鉄道は,2023(令和5)年7月1日(土)から,特急や座席指定サービスの維持・継続を目的に,特急料金と座席指定料金の改定を実施すると発表した.
特急・座席指定列車については,2022(令和4)年12月に,WEB上で特急券・指定券を購入できるチケットレスサービス「Smooz」のフルリニューアルによる利便性向上のほか,車両数の増強やダイヤ改正による増発など着席機会の向上に努めてきたが,新型コロナウイルス感染症の拡大などによる社会変容や経営環境の変化を受けて,良質なサービスを維持していくため,料金体系の見直しを実施する.
特急「ラビュー」の主要区間である池袋—所沢間では,大人1名あたり現行の400円から500円に,池袋—西武秩父間では現行の710円から900円にそれぞれ改定する.
“拝島ライナー”では,大人1名あたり現行の300円から400円に改定するが,「S-TRAIN」は複数の鉄道会社を乗り継ぐことによる料金の加算に配慮し,料金は据え置く.なお料金区分については,各列車とも変更しない.
一部画像は西武鉄道ニュースリリースから