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相鉄・東急直通線運行計画の概要を発表

相鉄20000系

写真:相模鉄道20000系  編集部撮影  2018-1-17(取材協力:相模鉄道)

相模鉄道は,相鉄線と東急線が相互直通運転を行なう「相鉄・東急直通線」の運行計画の概要について発表した.

 1日の運行本数は約100往復(上下約200本)で,そのほかに新横浜行き,新横浜始発の列車も運行する.平日朝ラッシュ時間帯(西谷基準:7:20発〜8:20発)の最多本数は本線4本,いずみ野線7本の計11本で,日中時間帯以降は,1時間あたり4〜8本(片道)とする.使用車両は,東急東横線直通用として20000系(10両編成),東急目黒線直通用として21000系(8両編成)をそれぞれ使用する.

相鉄・東急直通線運行計画の概要を発表

▲相鉄本線からの相鉄・東急直通線方面の種別,停車駅

 新ダイヤでは,一部の列車を除き,本線から東急目黒線方面へ,いずみ野線から東急東横線方面へそれぞれ直通運転を行なう.本線では,西谷始発の横浜行きと横浜発西谷行きを設定する.相鉄いずみ野線内の特急の運行を再開し,東急線直通列車で設定する.相鉄いずみ野線の快速,相鉄本線の特急の運行時間帯を拡大する.

相鉄・東急直通線運行計画の概要を発表

▲相鉄いずみ野線からの相鉄・東急直通線方面の種別,停車駅

 おもな区間の所要時間(再速達列車)は,二俣川—新横浜間が11分,海老名—新横浜間が25分,海老名—目黒間が53分,湘南台—渋谷間が51分となる.
 弱冷房車の設定については,東急線に乗り入れる列車も現状通り,10両編成の車両では9号車に,8両編成の車両では7号車に,それぞれ設定する.女性専用車の設定については決まり次第,発表される.

相鉄21000系

写真:相模鉄道21000系  編集部撮影  厚木操車場にて  2021-9-3(取材協力:相模鉄道)

 相鉄新横浜線・東急新横浜線の新横浜駅については,駅付近には大規模な集客施設が複数あることや,新幹線とのアクセスも可能であることから,相鉄線や東急線沿線在住者のみならず,都心部や関西・中京方面からも人の来街が期待できるエリアとなる特性も踏まえ,相模鉄道と東急電鉄が共同で管理・運営する.設置される2つの改札口は,羽沢横浜国大駅寄りの南改札を相模鉄道,新綱島駅寄りの北改札を東急電鉄がそれぞれ運営する.
 なお,開業日やダイヤの詳細,時刻などについては,改めて発表される.

一部画像は相模鉄道提供

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