渋谷エクセルホテル東急では,「東急8500系トレインルーム」を2022(令和4)年10月21日(金)から提供している.前日の20日(木)に報道陣向けにその内容が公開された.
同ホテルでは,2020(令和2)年以降,鉄道系コンセプトルームとして「トレインシミュレータールーム」,東急グループ創立100周年記念「鉄道ジオラマルーム~Tokyu Railway Line~」を提供しており,今回の「東急8500系トレインルーム」は第3弾となり,田園都市線8500系の鉄道部品を装飾したスーペリアツインルームが2室用意された.
客室には,実際に8500系で使用されていた,運転台(1721号室のみ),車内扇風機,3〜4人掛けロングシート,天井つり広告,つり革,手すりなどが設置されている.
室内のヘッドホンでは,最先端空間音響技術により,8500系電車のモータ車両の音や,車掌のアナウンスを楽しむことができる.
この「東急8500系トレインルーム」は,2023年8月31日(木)宿泊分まで販売される予定で,現在,2022年12月末日宿泊分までの宿泊予約は渋谷エクセルホテル東急のサイトで受け付けている.2023年1月以降の予約については,11月から毎月初めに順次1ヵ月ごと予約受付が行なわれる予定.
取材協力:渋谷エクセルホテル東急 写真はいずれも大沼一英撮影