阪神電気鉄道は,2022(令和4)年12月17日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
今回の改正では,平日夕方のラッシュ時間帯において,近鉄線と直通運転している快速急行を8両編成で運転する.これにより,現在6両編成で運転している尼崎—神戸三宮間の混雑緩和を図る.
上記にともない,尼崎での連結解放作業が解消されることで,神戸三宮から大阪難波への平均所要時分は4分(46分→42分),大阪難波から神戸三宮への平均所要時分は3分(45分→42分)短縮する.
快速急行は停車駅・停車パターンを変更し,平日日中時間帯以降と土休日全時間帯において,武庫川・今津を停車駅とし,芦屋は平日朝ラッシュ時間帯のみの停車とする.
平日朝ラッシュ時間帯の大阪梅田発の急行2列車を区間急行に変更する.これにより,利用可能な駅が増えることで利便性を向上する.
平日日中時間帯では快速急行の運転本数を見直し,1日の運転本数を神戸三宮→大阪難波で41本(現行49本),大阪難波→神戸三宮で36本(現行44本)とする.
新型コロナウイルス感染症流行の影響により,深夜時間帯はほかの時間帯と比較して利用者が大きく減少しているため,各ターミナル駅(大阪梅田・神戸三宮・大阪難波・尼崎・高速神戸)で,最終列車の発車時刻の繰上げや一部列車の行先を変更する.
改正後の時刻表は,2022(令和4)年11月下旬ごろから阪神電気鉄道WEBサイトで確認できる.
※一部画像は阪神電気鉄道ニュースリリースから