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JR九州,「BRT ひこぼしライン」の導入車両・デザインを決定

JR九州,「BRT ひこぼしライン」の導入車両・デザインを決定

▲電気バス(左)とディーゼルバス(右)のイメージ

JR九州では,2023(令和5)年夏開業予定の「日田彦山線BRT(BRT ひこぼしライン)」について,電気バスを含む計6台の車両を導入すると発表した.

JR九州,「BRT ひこぼしライン」の導入車両・デザインを決定

▲外装6色パターン

 導入されるのは,BYD製の小形電気バス「J6」4台(定員25名,座席17席)といすゞ自動車製の中形ディーゼルバス「ERGAmio」2台(定員56名,座席28席 ※予定)で,いずれも「BRT ひこぼしライン」が目指すやさしい交通機関として,ノンステップバスとする.電気バスについては地域の豊かな自然環境を守るだけでなく,災害時の非常用電源としての活用など,地域への貢献を目指す.

JR九州,「BRT ひこぼしライン」の導入車両・デザインを決定

▲シートモケット柄のイメージ

JR九州,「BRT ひこぼしライン」の導入車両・デザインを決定

▲内装イメージ(やまなみカラー.ver)

 車両の内外装は,ロゴマークとBRT駅のデザインを手がけた,JR九州社内の建築業務を行なっているメンバーにより,地域住民に愛されるよう想いを込めて,彩り豊かなデザインとしている.
 外装デザインは,「おりひめの羽衣」をイメージしており,色とりどりにきらめく地域の魅力を6色(しゃくなげ・棚田・水郷・やまなみ・ゆず・あやめ)で表現している.
 内装には,「ひこぼし」を散りばめたオリジナルデザインのシートモケットを,外装と同じく6色用意し,バスデザイン全体としての統一感を持たせている.床材も明るく,ぬくもりある木目調を採用し,乗ることの楽しさやわくわく感を創出する.
 ダイヤや所要時間,運賃などについては,決定次第発表するとしており,今後も開業に向けて,地元自治体や関係機関と連携しながら,準備を進める.

画像はいずれもJR九州提供

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