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しなの鉄道,観光列車「ろくもん」新コースの発売と一部プランをリニューアル

しなの鉄道 「ろくもん」

写真:しなの鉄道115系「ろくもん」  黛 宏幸撮影  2014-7-12

しなの鉄道は,観光列車「ろくもん」について,2022(令和4)年10月1日(土)運行分から,新プラン「小昼(おこびれ)コース」の発売と「姨捨ナイトクルーズ」コースをリニューアルすると発表した.

 「小昼コース」は,コロナ禍における旅行スタイルの変化や多様化するニーズにあわせた新しいプランで,これまでの「ろくもんの旅」とはひと味違った観光列車の旅を楽しめる.近年,需要が増してきている一人旅や個人旅行など,シンプルな列車旅を好む若年層にとって,長野県を回遊する旅行の計画にあったコースとなっている.

しなの鉄道,観光列車「ろくもん」新コースの発売と一部プランをリニューアル

▲新プラン「小昼(おこびれ)コース」食事内容

 コース料金は税込9800円(大人・小人同額)で,おもに平日の月曜・金曜に長野13:35発→軽井沢15:45着で運行する.食事は竹葉亭(千曲市)による2段のお重(和軽食とスイーツ)が提供され,沿線ワイナリーのワイナリー長がおすすめするワイン1杯も楽しめる.

 また,「姨捨ナイトクルーズ」については,これまでどおり,食事付きフルサービスのコース内容はそのままに(一部は名称変更),グレードアップする.出発駅は,これまでの上田駅から軽井沢駅に変更し,軽井沢14:55発→姨捨→長野20:15着で運行する.またコース料金も税込2万4800円(大人・小人同額)に変更する.

しなの鉄道,観光列車「ろくもん」新コースの発売と一部プランをリニューアル

▲飯島商店(長野県上田市)・特別室

 新たなおもてなしの内容として,出発前の軽井沢駅「ろくもんラウンジ」を利用できるほか,浅間山のビュースポットでの徐行,観光停車を行なう,途中の上田駅では,停車中に上田駅前にある「飯島商店」の,一般公開をしていない特別室を案内する.なお,これまでの姨捨ナイトクルーズで実施されていた車内生演奏や姨捨駅での観光案内は,引き続き実施する.
 月に1〜2本運行していた,「信州プレミアムワインプラン」と“ろくもん”2号については,2022(令和4)年10月以降を不定期運行とし,信州の四季を感じられる特別運行とする予定.また,“ろくもん”1号・4号については,食事の内容がわかりやすくなるよう,プランの名称をそれぞれ「洋食コース」「和食コース」に変更する.
 2022(令和4)年10月以降の各コースについては,8月1日(月)10時からろくもん予約センター(電話:0268-29-0069)や観光列車「ろくもん」WEBサイトで受付を開始する.

一部写真はしなの鉄道ニュースリリースから

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