JR東日本仙台支社は,老朽化が進んだ石巻線の渡波駅を建て替えると発表した.
新駅舎は,鉄筋コンクリート造平屋建てで,江戸時代の慶長遣欧使節船「サン・ファン・バウティスタ号」の見張台をモチーフとした半円形状のデザインとする.渡波駅は,かつて「サン・ファン・バウティスタ号」の復元船を展示していた「サン・ファン館」の最寄駅であることから,新駅舎のコンセプトとした.待合室のベンチには,解体する現駅舎の木材を利活用する計画としている.
工事は2022(令和4)年8月から着手し,9月に券売機などを仮移設を実施する.新駅舎の供用開始は,2023(令和5)年3月末の予定.
画像はJR東日本仙台支社ニュースリリースから