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宇和島運転区内に残る扇形車庫・転車台を再生・活用したプロジェクトが始動

宇和島運転区内に残る扇形車庫・転車台を再生・活用したプロジェクトが始動

▲扇形車庫と転車台

任意団体「床下土風(ゆかしたつちかぜ)」は,JR四国の宇和島運転区(宇和島駅併設)内に残る扇形車庫・転車台を再生・活用するプロジェクトを発表した.

 この扇形車庫と転車台は,四国に唯一残るもので,緑深い丸山を借景とし,自然豊かな景色と調和した景色として車窓から眺めることができる.この景色は全国各地の扇形車庫と転車台の残る環境の中では珍しく,緑の多い敷地であるが,JR四国が整理対象として売却を検討している.
 「床下土風」では,宇和島には人々との歴史に加え,地形,祭りなど個性的で豊かな魅力ある地域文化があるとしており,この場所を残す取組を開始.宇和島への興味を喚起し来訪の機会を作る試みとして,広く人々と共有できる芸術を組み合わせた展覧会を,2022(令和4)年から2年間,上記の扇形車庫などで開催している.展覧会には,愛媛県内をはじめ,関西や関東,九州などから各回10日間で平均900名の来訪があり,展覧会事業の一層の充実と定着を図るとともに,文化芸術と地元の手仕事を繋げ,人々の交流と創作の場として活躍する拠点づくりを目指す.

宇和島運転区内に残る扇形車庫・転車台を再生・活用したプロジェクトが始動

▲再生・活用案

 再生・活用案では,この扇形車庫と転車台を含む土地の一角を建物ごと借り受けることで,景色を保存しながら,宇和島の顔に人々が集う施設とする.扇形車庫は現代美術ギャラリーと制作アトリエとし,転車台は産業・歴史資料として展示する予定.また,既存の建物を活かしたオフィスとカフェ・ショップ,市民農園・ハーブガーデンなども案に盛り込まれている.

写真はいずれも,床下土風のページから

WEBサイトが新しくなりました.返礼品目が追加され,スライドショーや動画が追加されています.

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