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南武線 向河原駅前踏切に「踏切警報時間制御装置(賢い踏切)」を導入

JR東日本E233系8000番台

写真:JR東日本E233系8000番台  編集部撮影  中原電車区にて  2014-9-17(取材協力:JR東日本)

JR東日本横浜支社では,南武線 向河原駅構内にある「向河原駅前踏切」(川崎市中原区下沼部1751)の下り列車に対する「踏切警報時間制御装置(賢い踏切)」の設置工事を開始し,2022(令和4)年12月ごろ(予定)から導入すると発表した.

南武線 向河原駅前踏切に「踏切警報時間制御装置(賢い踏切)」を導入

 向河原駅の近傍にある従来の踏切は,通過列車と停車列車が警報開始点を共用しているため,停車列車に対する踏切警報時間が駅停車や停車に要する減速の時分により通過列車の踏切警報時間より長くなっている(図1).これに対し「賢い踏切」は,停車列車に対して警報開始点を新たに設けることで,通過列車と停車列車を判別し,停車列車に対する踏切警報時間を短縮できる(図2).
 「賢い踏切」の導入効果については,日々の運行状況や列車の速度などにより変動するが,朝の通勤通学時間帯1時間あたりでは,踏切警報時間を数分程度短縮できると見込んでいる.

特記以外の画像はJR東日本横浜支社ニュースリリースから

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