横浜市は,「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」を都市計画決定したと発表した.
この事業は,相模鉄道本線の鶴ヶ峰駅付近を中心に西谷—二俣川間において,交通渋滞の解消や歩行者の安全性の向上,災害時における緊急活動の迅速化,鉄道に分断された地域の一体化などを目指し,10ヵ所の踏切について,鉄道を地下化する連続立体交差化により除却するもので,その検討を2016(平成28)年度から進めてきた.
都市計画決定区域は延長約3.24kmで,このうち鶴ヶ峰駅を含む約2.13kmは,地下区間とする.都市計画決定を受け,今後は関係機関との調整・調査などを行ない,事業認可の取得に向けた手続を行なうとともに,2022(令和4)年度下半期の工事着手を目指す.
一部画像は横浜市の報道発表から