JR東日本は,2022(令和4)年3月12日(土)のダイヤ改正にともない相模線などでワンマン運転を実施すると発表した.
2021(令和3)年11月18日(木)からE131系500番台が営業運転を開始した相模線では,茅ケ崎—橋本間の全列車がワンマン運転となり,朝夕時間帯に実施している横浜線との直通運転は取りやめとなる.
東北本線(宇都宮線)宇都宮—黒磯間(一部列車は小山—宇都宮間)と日光線では,E131系600番台が営業運転を開始し,205系600番台は「いろは」をふくめて,定期列車での運転を終了する.E131系600番台で運転される列車はワンマン運転となり,宇都宮—黒磯間の普通列車はすべてE131系となることから,この区間での普通列車グリーン車の営業は終了する.なお,宇都宮線では,平日の朝通勤時間帯に,氏家発宇都宮行きが増発されるほか,日光線では,利用が多く見込まれる日に,臨時快速列車が1往復運転される.
成田線成田—佐原間では,普通列車のうちE131系0番台が使用されている2往復について,同区間でワンマン運転が開始される.
八高線・川越線の川越—八王子間(一部列車は南古谷—川越間)でも全列車がワンマン運転となり,現在,朝・夕に八高線と中央快速線を直通する列車は運転を取りやめる.これにともない,八高線と連結して中央快速線に直通運転している五日市線も直通運転を取りやめる.
このほか,小海線・篠ノ井線・大糸線・飯山線・水郡線においてワンマン運転の列車を増やし,津軽線・大船渡線はすべての定期列車がワンマン運転となる.