京王電鉄は,2022(令和4)年春に京王線でダイヤ改正を実施すると発表した.
今回の改正では,座席指定列車において,平日の“京王ライナー”の停車駅に明大前を追加し,一部時間帯の下り“京王ライナー”の所要時間を短縮する.また土休日朝の“京王ライナー”,“Mt.TAKAO号”については,利用に便利な時間帯に増発し,“Mt.TAKAO号”は通年運転とする.
通常列車では,平日・土休日とも特急と準特急の種別を名称統合し,停車駅に笹塚・千歳烏山を追加した特急として運転する.日中時間帯の運転本数を維持したうえで,調布以東での乗車機会向上や都営新宿線との乗換利便性を向上させる.
平日では,相模原線の帰宅時間帯に調布駅乗換待ち時間や乗換の利便性を図る.あわせて朝ラッシュ時間帯の上り列車の運行本数を適正化することで定時性を向上させる.土休日は,10時〜16時ごろの相模原線において,京王多摩センター—橋本間で列車種別・運転本数を見直すほか,10時〜18時ごろの動物園線では,利用しやすい本数と間隔で運転する.
具体的な実施日や詳細時刻などについては,2022(令和4)年1月下旬ごろに発表される.なお,井の頭線についてはダイヤ改正は実施しない.
特記以外の画像は京王電鉄提供