JR北海道,新形除雪車両キヤ291形ラッセル気動車を導入 〜DE15形を順次置換えへ〜

access_time
2021年11月11日掲載
JR北海道,新形除雪車両キヤ291形ラッセル気動車を導入

▲キヤ291形ラッセル気動車

JR北海道は,老朽化したDE15形ラッセル機関車を置き換えるための新形除雪車両として,キヤ291形ラッセル気動車を導入すると発表した.

JR北海道,新形除雪車両キヤ291形ラッセル気動車を導入

▲除雪装置

 愛称名は「Vermilion Russel」(朱色のラッセル車)で,環境に配慮したディーゼルエンジンを搭載し,車両の両先頭に固定式の除雪装置が取り付けられている.除雪性能は,DE15形ラッセル機関車と同性能で,GPSによる除雪車両操作支援装置を備え,除雪装置の状態を撮影するカメラにより,運転室内で確認ができるほか,除雪装置やエンジンなど車両の現在の動作状況を画面に表示するモニタ装置により,除雪やメンテナンス作業を補助する.
 今回導入されるのは1両で,総工事費は約5.7億円となる.2021(令和3)年冬期に石北本線に導入し,除雪状況などの確認を実施する.
 現在使用されているDE15形ラッセル機関車は,冬季になると各拠点に計12両配備され,雪の多い線区の除雪を行なっている.また,小形除雪作業車を,全道の在来線区間に117台配備し,DE15形とあわせて除雪体制を整えているが,DE15形については製造から41〜49年が経年しており,老朽化による各部の腐食や,使用部品の生産中止などにより継続使用が困難になってきているため,順次キヤ291形に置換えを予定している.

写真はいずれもJR北海道ニュースリリースから