西武鉄道は,2021(令和3)年4月1日(木)から,太陽光発電による電力により山口線(レオライナー)の運転を開始する発表した.
これは,東京電力エナジーパートナーの協力のもとで非化石証付電力供給を実現し,使用する電気使用量のすべてを,西武鉄道が運営する「西武武山ソーラーパワーステーション」(神奈川県横須賀市衣笠町ほか)で発電する環境価値が付いた電力でまかなう.これにより,日本初(西武鉄道調べ)の自社太陽光発電由来の環境価値が付いた電力による,通年・全列車の運転とし,年間約300t排出していた二酸化炭素を実質ゼロとして運転することが可能となる.
西武グループでは,グループの経営理念である「グループビジョン」にもとづき,SDGs(Sustainable Development Goals)への貢献を意識し,持続可能な社会の実現に向けた取組を 「サステナビリティアクション」として積極的に進めている.地球温暖化抑制へのさらなる貢献に向け,2030(令和12)年度までにグループ全体の二酸化炭素排出量を,2018(平成30)年度比25%削減という環境負荷削減目標を設定している.
なお,山口線(レオライナー)車内には,太陽光発電による運転を示すステッカーを,順次掲出する.
画像:西武鉄道ニュースリリースから