あいの風とやま鉄道では,富山—東富山間で整備中の新駅について,名称を「新富山口(しんとやまぐち)」に決定したと発表した.
新駅周辺(富山市下冨居地内)は住宅地が広がり,多くの鉄道利用者が見込まれるとともに,東側の広大な用地で開発などが予定されていることから,地域の利便性の向上や活性化,鉄道の利用促進を図るため,富山県や富山市が行なう周辺整備と連携して整備が進められている.
「新富山口」の名称は,富山駅からほど近く,新駅周辺で新しいまちづくりが展開されることから,富山市中心市街地への新しい玄関口(ゲートウェイ)として,新駅とその周辺がさらに発展することを期待して名付けられた.
駅施設は,地上駅舎を東西に配置し,エレベータ3基,東西に無人改札口(自動券売機,IC簡易改札機)を設置する.ホームは相対式(2面2線)とし,ホーム長は85m(4両対応)とする.
乗降客数は1日あたり約2500名を見込んでおり,2022(令和4)年3月の開業を予定している.
画像はいずれもあいの風とやま鉄道のニュースリリースから