阪神電気鉄道では,2021(令和3)年3月13日(土)から,本線の一部ダイヤを変更すると発表した.
近年のライフスタイルの変化にともない,深夜時間帯の利用者減少が続いていることや,新型コロナウイルス感染症の影響などから,平日・土休日ともに最終列車となる大阪梅田24:30発尼崎行き,尼崎24:09発大阪梅田行き,元町24:28発石屋川行きの普通列車3本の運転を取りやめることで,最終列車を約10分繰り上げる.なお,阪神なんば線,武庫川線,神戸高速線のダイヤは変更しない.
線路や電気施設の保守作業時間は,現在,最終列車の営業終了後から初発列車の運転開始までの約3時間に限られているが,今回の終電時刻の繰上げにより,これまで以上に夜間作業の時間を確保するとしている.
改正後の時刻については,阪神電気鉄道のニュースリリース(PDFファイル)に掲載されている.
写真はイメージです.