神戸電鉄は,2021(令和3)年2月1日(月)の始発から,有馬線大池駅下り駅舎の供用を開始すると発表した.
大池駅ではバリアフリー化を目的に,階段利用をともなう構内渡線道を廃止する工事とともに,下りホーム側(有馬温泉・三田方面行き)に駅舎を新設する工事が行なわれていた.
新設する駅舎は,改札口から下りホームまでの通路をスロープによるバリアフリー設計とし,券売機・精算機を各1台,改札機2台,車椅子・オストメイト対応の多機能トイレを新設する.改札口内外には,聴覚障害者用案内端末を1台ずつ新設し,耳の不自由な利用客の利便性の向上を図る.なおスロープ工事は,3月31日(水)に竣工予定で,それまでは仮設通路を利用する.
写真・画像はいずれも神戸電鉄のニュースリリースから